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ロシアの小説家・思想家。 19世紀後半のロシア文学を代表する文豪。 近代西洋文学における最重要人物の一人と評され、 彼が世界の文学に与えた影響は計り知れない。 代表作は、『罪と罰』、『白痴』、『悪霊』、『カラマーゾフの兄弟』など。 |
地獄とは何か、それはもはや愛せないという苦しみだ -『カラマーゾフの兄弟(The Brothers Karamazov)』 ---フョードル・ドストエフスキー
幸福は幸福の中にあるのではなく、それを手に入れる過程の中だけにある ---フョードル・ドストエフスキー
金が何よりも卑しく、しかもいとわしいのは、
それが人間に才能まで与えるからである ---フョードル・ドストエフスキー
人間の後半生は、通常、前半生で蓄積された習慣のみで成り立つ ---フョードル・ドストエフスキー
一杯の茶を飲めれば、世界なんか破滅したって、
それでいいのさ -『地下室の手記(Notes from Underground)』 ---フョードル・ドストエフスキー
苦しみと悩みは、偉大な自覚と深い心情の持ち主にとって、
常に必然的なものである -『罪と罰(Crime and Punishment)』 ---フョードル・ドストエフスキー
太陽が目にはいる。 たとい太陽が目にはいらなくても、 太陽の存在することを知っ ている。
太陽が存在することを知っているということが、
それがすなわち全生命なんだ -『カラマーゾフの兄弟(The Brothers Karamazov)』 ---フョードル・ドストエフスキー
新しい一歩を踏み出すこと、新しい言葉を発することは、
人々が最も恐れることである-『罪と罰(Crime and Punishment)』 ---フョードル・ドストエフスキー
希望を持たずに生きることは、死ぬことに等しい ---フョードル・ドストエフスキー
人間というものは、不幸の方だけを並べ立てて
幸福の方は数えようとしないものなんだ -『地下室の手記(Notes from Underground)』 ---フョードル・ドストエフスキー
大事なのは、自分に嘘をつかないことです。
自分に嘘をつき、自分の嘘に耳を傾ける人間というのは、自分のなかにもまわりの人間のなかにも、
どんな真実も見分けがつかなくなって、ひいては、
自分に対しても他人に対しても尊敬の気持ちを失うことになるのです。
だれも敬わないとなると、人は愛することをやめてしまう- 『カラマーゾフの兄弟(The Brothers Karamazov)』 ---フョードル・ドストエフスキー
神と悪魔が戦っている。
そして、その戦場こそは人間の心なのだ -『カラマーゾフの兄弟(The Brothers Karamazov)』 ---フョードル・ドストエフスキー
それなのに、この節では才能をそなえたほとんどすべての人が、こっけいな存在になるのをひどく恐れて、
そのために不幸でいるんす -『カラマーゾフの兄弟(The Brothers Karamazov)』 ---フョードル・ドストエフスキー