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2001年(米・豪) 監督: スコット・ヒックス(『シャイン』の監督) 原作: スティーブン・キング 脚本: ウィリアム・ゴールドマン 出演: アンソニー・ホプキンス(Ted )、デヴィッド・モース(Bobby)、 ホープ・デイヴィス(Liz)、 アントン・イェルチン(Bobby)など |
アメリカ。
50歳の写真家ボビー・フィールド(デイビッド・モース)は、二度と戻らない11歳の夏を思い出す。
当時、父を幼い頃に亡くしたボビー(アントン・イェルチン)は、
若く美しい母リズ(ホープ・デイビス)と小さな田舎町で暮らしていた。
リズは自分の装飾品にはお金をかけるが、ボビーにはかまわなかった。
二人の家の二階に、テッド(アンソニー・ホプキンス)という老人が下宿することになる。
驚くほど知的な彼は、どこか謎めいた男だった。
目の悪くなっているテッドは、ボビーに新聞を読む仕事を頼む。
そして、「よく周りを見て、感覚を敏感にしておくこと」と言う。
実はテッドは人の心を読む超能力者で、その力を利用しようと企む政府の機関から逃げていた。
テッドは能力を求められているが、それを重荷に感じていた。
歳の離れたボビーとテッドだが、二人は心を開き合いかけがえのない友達になった。
「小さい頃は楽しいことばかりで、アトランティスのような幻の国にいるようだ。
大人になると幻の国は消える」とテッドはボビーに今を大切にすることを伝えるが、
リズによって政府の機関にテッドは連れ去られてしまう。
ボビーはリズと引っ越すために、その思い出の町を離れたのだった。
(goo映画より)
過去はいつでも、人の心を連れ去る。
行き先を知るすべはない。
できることは、いい思い出があることを祈るだけだ。