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タイタニック(Titanic) 監督 ジェームズ・キャメロン 脚本 ジェームズ・キャメロン 製作 ジェームズ・キャメロン ジョン・ランドー 製作総指揮 レイ・サンキーニ 出演者 レオナルド・ディカプリオ ケイト・ウィンスレット 音楽 ジェームズ・ホーナー 主題歌 セリーヌ・ディオン 「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」 |
1500人の乗客とともに北大西洋3773メートルの深海に眠るタイタニック号の引き上げ作業が行われていた。
作業を指揮しているのは行方不明となった宝石「碧洋のハート」を発見し、一攫千金を狙うラベット(ビル・パクストン)。
海底の金庫から見つかったのは、若い女性を描いた一枚の絵だけだった。
その女性の裸の胸に身につけていたのが「碧洋のハート」。
この模様をテレビで見た101歳の女性ローズ・カルバート(グロリア・スチュアート)が孫娘のリジー(スージー・エイミス)とともにラベットに会いに来る。
彼女はタイタニック号事故の生存者で、問題の絵のモデルだという。
悲劇の航海の模様が、ローズの口から語られていく。
1912年。
イギリスのサウサンプトン港から処女航海に出ようとするタイタニック号に、
賭けで勝ってチケットを手に入れて三等に乗り込んだ画家志望の青年ジャック(レオナルド・ディカプリオ)がいた。
17歳のローズ(ケイト・ウィンスレット)は上流階級のアメリカ人で、大資産家で婚約者のキャル(ビリー・ゼーン)、
ローズの結婚を強引に決めた母親ルース(フランシス・フィッシャー)、コロラドの富豪夫人モリー・ブラウン(キャシー・ベイツ)と一緒に一等船室に乗る。
ローズがジャックとの婚約に疑問を挟んで、船の舳先から飛び降りようとしたのを助けたのがジャックだった。
ジャックはローズの家族から食事の招待を受け、上流階級の生活を垣間見る。
同時に二人は激しい恋に落ちた。
4月14日、ローズは家族から逃れてジャックと二人だけで過ごし、ジャックはローズをモデルにデッサン画を描く。
その後追手から逃れながら船の中で二人は結ばれた。
ローズの心が自分から離れたのを知ったキャルは、ジャックに「碧洋のハート」を盗んだと濡れ衣を着せ、彼に手錠をかけて船室に閉じこめる。
深夜、船は氷山に船体を傷つけられ、停止する。
浸水が始まり、沈没が確実となり、救命ボートが降ろされるが、ボートは全乗客分はなかった。
女と子供が優先してボートに乗せられるが、ローズは船底のジャック救出を優先し、結局ジャックや多くの乗客、乗員とともに最後まで船に取り残される。
二人は船の残骸の木切れにつかまったまま冷たい海の中、救出を待つ。
ローズはジャックの力添えで救出されるが、ついにジャックは力尽きる。
ルース、モリー、キャル、タイタニック号を建造したホワイト・スター・ライン社の社長J・ブルース・イスメイ(ジョナサン・ハイド)は助かったが、
船長のE・J・スミス(バーナード・ヒル)、設計者トーマス・アンドリュース(ヴィクター・ガーバー)らは海に消えた。
現代。
老いたローズはラベットには言わずに隠し持っていた「碧洋のハート」を海に沈める。
彼女の心の中にいつまでもジャックの姿は残り、彼との結婚式の様子が胸に浮かんでいた。
(goo映画より)
「切符が手に入ったことは、ぼくの人生で最良のことだった。
その切符があったから、きみに会えた。ローズ、ぼくは感謝している。
感謝している。それで、こうしてほしい、、、きっと助かると約束してくれ。
何が起こっても、あきらめないと約束してくれ、、、どんなに絶望的になっても、いいかい。いま、約束してくれ。約束の通りにすると」
「約束するわ。そうするわ。約束するわ。いつまでも、そうするわ、ジャック。あきらめないわ」
「人生は贈り物です。むだに過ごそうとは思いません。
次にどんなカードが配られるかは分かりませんから。
与えられた人生が来るだけです。だから、毎日を大切にしたい」
「その通りよ、ジャック」
「同感、同感」
「今を大切に」